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避妊手術

■2013/12/10 避妊手術
先生方により考え方は違うと思いますので、あくまでも私個人の考えのもとお話しします。

雌犬…避妊しなくても、何もなく一生を終える子もいるでしょう。
しかし、老犬になってから子宮蓄膿症や乳腺腫瘍の発生率は高くなり、また卵巣の疾患も起こりうる。
上記以外に、犬猫ともに麻酔の話(皆様が気になるリスクに関する話・肝腎への影響など)もした上で、飼い主様にやるかやらないかを選択していただいています。
お勧めはしても絶対にやりましょうとは、言いません。
雌猫…雌猫ちゃんは、盛りのついた雄猫ちゃんとかかったら、すぐに妊娠してしまうと考えて下さい。
と言うのも、刺激排卵するからです。
また盛りのついた雄猫ちゃんが外にいると脱走して行くこともあるでしょう。
望まない妊娠は避けるべきですね。

【入院】
①再度ご家族に確認などインフォームドコンセント

【術前】
①胃内を空にするため朝ごはんは抜いていただきます。
②レントゲン・エコー・心電図・血液検査などを行います。
事前に持病や注意点を探しておけば、いざというときに対処しやすいからです。③血管確保(留置針を設置し点滴を流します)いざというときには、ここから薬剤投与ができます。

【麻酔】
①前投与…抗生剤・鎮痛剤・心拍を上げる薬剤・鎮静剤・止血剤など。
②導入…当院では、注射からガス麻酔に移行します。③モニターを接続(心拍・呼吸数、酸素飽和度、心電図などが写し出されます)
【手術】
①毛刈り・消毒
②滅菌の布で覆う
③切開・摘出・腹腔内チェック・閉腹のため縫合
④消毒など

【術後】
①起き上がるまでの観察
②痛みの観察
③排尿の有無の観察
④術創のチェック
⑤状態により、翌日もしくは翌翌日に再度血液検査

【退院】
①術創チェック
②健康チェック
③退院後のお家での生活についてのお話。

こんな感じが入院から退院までの流れです。
入院中は基本的に面会OKですが、性格などにより面会をお断りすることもまれにあります。


【今日のオペ】
今日は雌猫のまりちゃん。避妊をしました。
気管の入り口が狭く、気道確保が大変でしたが、術中は安定しておりました。
頑張ったね(^^)v、まりちゃん!!
明日お母さんがお迎えにいらっしゃるまでは、しっかり看護します。

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